菓子産業でのサインポンプの使用に関する簡易ガイド

菓子産業におけるサインポンプ菓子産業にはどのタイプのポンプが最も適していますか?

MasoSine社のサインポンプは、チョコレートやキャラメルなどの扱いにくい材料のほか、含有物(レーズン、マシュマロ、ドライフルーツ、ビスケットなどの製品)に使用される繊細な材料の移送における業界標準になっており、低せん断の穏やかなポンプ移送を行います。

サインポンプが他のポンプと異なる点は何ですか?

革新的でシンプルな設計の最大の特徴は、MasoSine社独自の単一軸とサインポンプ用ロータです。単一の軸とロータを使用しているため、従来型のロータリーローブポンプなどに使われている複雑なタイミングギヤや多重シールは必要ありません。サインポンプの吸込能力は強力(最大0.085 MPa)ですが、低せん断で穏やかな移送が可能です。

サインポンプは含有物や微粒子を傷つけますか?

サインポンプの長所は、ポンプ室が大きく、サインポンプ用ロータが静かな波のように動作することです。低せん断で穏やかに動作するこのポンプは、固形物だけでなくキャラメルやチョコレートなど高粘度のベースにおいても、完全性を確保して維持するうえで卓越した機能を発揮します。どのポンプモデルを選択するかは、固形物の最大サイズ、粘度、圧力、流量に依存します。

異なる粘度への対応はどうなっていますか?

サインポンプは、800万mPa・sまでのさまざまな粘度に対応できるため、最終製品の完全性への影響はほとんどなく、包装された製品が美味しそうに見えます。さらに、粘性物質を適切に移送できるため、サインポンプでこうした原料が問題になることはありません。

キャラメル製造を例にとると、大半のポンプ技術ではキャラメルの粘性によって困難が生じます。このような事案は、弊社がサインポンプSPS 200を納入したKinnerton Confectioneryで確認できます。最大99 m³/時の容量と最大1.5 MPaの圧力を供給するSPSは、キャラメル、ゼラチン、グルコースなどの粘性物質用途に最適です。

甘味スプレッドやチョコレートをポンプ移送できますか?

はい。チョコレートやチョコレートスプレッドのような粘性材料も移送できます。他のポンプタイプで発生するような問題は起こりません。たとえばドイツのKessko社では、柔らかい固形物が含有されたヘーゼルナッツスプレッドを、サインポンプで1時間に2トン移送しています。

サインロータ設計のロータが回転するごとに4つの移動室が形成され、そこを通って甘味スプレッドが吸込口から高圧の吐出口へ移送されます。ポンプヘッドのゲートは、ポンプの吐出側から低圧の吸込側に液体が逆流するのを防止します。移動室の容量は変化しないので、柔らかい固形物を含んだ液体や粘性材料を0に近い脈動と低いNPSHr/NIPRでポンプ移送し、キャビテーションが発生した状態でポンプを動かすリスクを軽減するには、このシステムが理想的です。

低せん断のメリットは何ですか?

サインポンプ独自のロータの滑らかな波形動作によって菓子材料がポンプ移送されると同時に、たとえ大流量であっても製品の完全性、粘性、特質、食感、色および価値は維持されます。

サインポンプでサニタリー用途での移送はできますか?

認証や規格は重要です。正しいポンプを選択することで、細菌の増殖やロットの汚染を防止でき、最終的には廃棄される製品をなくすことができます。ポンプはインラインの定置洗浄(CIP)を最大速度で行える必要があります。弊社のサインポンプは、FDAやEG 1935規格などの厳しい認証レベルに適合しており、お客様の要望に応じて3AおよびEHEDGにも対応します。

サインポンプ技術に脈動の問題はありますか?

サインポンプの単一ロータ設計により、移送サイクル全体を通じて一定量の行程容積が維持されるため、スムースで安定した吐出特性が得られ、ロータリポンプでよく発生するような脈動はありません。

 

サインポンプを採用することで投資を回収できますか? 

もちろんです。弊社の容積式ポンプはせん断が少なく、保守作業が簡単で、エネルギー効率がよく、高粘度の製品には特に有効です。私どもはお客様と緊密に連携し、このポンプが耐用期間を通じて高いプロセス効率を達成できることを証明します。それによって、早期の投資回収と優秀なTCO(総所有コスト)を実現します。

サインポンプと他の容積式ポンプの違いは何ですか?

AODD(エアー駆動式二重ダイヤフラム)など他のタイプの容積式ポンプは、複数の一方向バルブで製品を移送することで、その製品を傷つけます。さらに、AODDポンプでは電気的に生成された圧縮空気を使用するため、エネルギー消費量が増大します。

ロータリーポンプでは、製品がせん断や断裂の影響を受け、NPSHr/NIPRが低下し、その結果キャビテーションのリスクが増加します。さらに、ロータリーポンプには2本の軸と2つのシーリングシステムがあり、どちらも粘性のある製品を上手く処理できない場合があります。

前述のとおり、MasoSine社のサインポンプは吸込口から吐出口まで静かに製品を動かすので、粘性に関係なく、ポンプ内での移送は最小限に抑えられます。弊社のポンプは粘度が増大してもほとんど影響を受けないことを立証するために、所要エネルギーに対する流量/粘度の実績を示した、Mee曲線と呼ばれるグラフを作成しました。

このMee曲線から、粘性流体用途では、必要なモータードライブが小さいほど所要電力が少ない、つまりエネルギーを節約し、二酸化炭素の排出量を低減できることがわかります。さらに、エネルギーを節約すれば、最終的には製品の製造コストが削減されます。

不適切なポンプは製品にどのような影響を与えますか?

間違ったポンプを選択すると、故障や稼働停止が頻繁に起こり、製造の遅れによる費用が発生します。これらすべてが損益に大きく影響します。ただし、食品産業での最重要事項は製品の完全性です。間違ったポンプ選びは製品が破損する原因となり、最終的には顧客関係やスーパーマーケットとの契約に影響します。

すべてのタイプのポンプが目的に適合しますか?

一言で言うと答えは「いいえ」です。しかし、適切な仕様の容積式ポンプを選択すれば(弊社の経験豊富な運用エンジニアがお手伝いします)、羽根車、翼、ローブ、バルブによる損傷をほとんどなくすことができます。

いまだご納得いただけないお客様には、弊社の全種類のポンプについて現場での無料試用を用意しており、それを通じてどのような業務上のリスクも軽減できるよう支援いたします。

これまでに「最安値が最良」という事例はありますか?

市場は非常にコストに敏感で、経済状況が厳しくなると、十分な情報が得られないお客様は「最安値が最良」という罠に陥りやすくなります。菓子用途では、それは必ずしも正しい解決策ではありません。

重要なのは、製品性能、信頼性、用途への適合性などを包括的に検討することです。保守や設置、あるいはマシンやシステムへの統合によって最終的に多額の「費用」が発生すれば、安価な製品を購入しても意味がありません。

サインポンプを使うと光熱費を削減できますか? 

はい。前述のMee曲線から、粘性流体用途では、必要なモータードライブが小さいほど所要電力が少ないことがわかります(エネルギー使用量が最大50%削減される場合もあります)。この項目については2015年後半にホワイトペーパーを発行する予定です。

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