チューブポンプ技術によるEDC汚染の化学的防止

Watson-Marlow社の520チューブポンプ

河川水の化学的撹乱によって、大量の魚が「両性化」しています。Watson-Marlow社のチューブポンプ技術は現在、より効果的な処理技術を通じて水汚染の問題に対処しています。

この問題は全国的な関心事になってきました。川で泳いでいるオスの魚に、自然発生的にメスの特性が発現し始めたのです。15年以上にわたる調査の結果によると、このような魚の「両性化」現象の根本的原因は、水質が改善されたことで、それまで住めなかった川で魚が生息できるようになったことにあります。つまり、市街地水系の上流一帯で魚が生存し続け、より頻繁に処理済み廃水に曝露しているということです。廃水に含まれる天然ホルモンや合成ホルモンなどの内分泌撹乱物質(EDC)は、魚のオスに両性化効果を引き起こすと考えられています。たとえば、オスの魚の精巣に卵母細胞(卵子)が発現します。

通常、廃水に含まれるEDCの濃度は100億分の1未満で、現存するすべての有機物質に占める割合はごくわずかです。これは、廃水中の汚染物質の処理にこれまで使用されていたプロセスが、EDCを完全に除去するには不十分だったことを意味します。

Severn Trent Waterが進めているプロジェクトでは、3種類の先進的な汚染物質除去方法を比較・検討する必要があります。さらに同社は、天然のモロコを使って魚類試験を実施し、さまざまな水質による魚への影響を測定しています。この実験では、河川水、処理済み廃水、および、水道水に含まれる処理済み廃水の希釈物の比較も行われます。試料タンク内の水道水を使用可能な水にするには、水中の塩素を中和する必要があります。Severn Trentはこの目的のために、脱塩素作用のあるチオ硫酸ナトリウムの注入用として、Watson-Marlow社の520SN/R2チューブポンプを採用しました。

Severn Trentは河川水と処理済み廃水をタンクへ供給するために、Bredel-25ホースポンプも使用しています。河川でこのホースポンプを使用する利点は、優れた吸込揚程力にあります。これにより、ポンプを施設内の安全な場所に配置し、吸引ホースだけを川に垂らすことができます。さらに、固形物の移送が可能であるので、必要な措置は海藻などによる閉塞を防止するための海藻よけだけですみます。

  • 製品を検索してください

  • 最寄の連絡先を検索してください

  • ヘルプおよびアドバイス

    ヘルプやアドバイスのための私達に上お問い合わせください

    カスタマサービス サポート

    電話: +81 3 5918 8101

    Fax: +81 3 5918 8101

    クエリをメールで送信